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2022年1月アニメ放送決定【そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術】ネタバレ感想

皆さんこんにちは、エリート社畜です。

今回紹介する漫画は【そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術】です。

原作のライトノベルは2018年5月から刊行され、「このライトノベルがすごい!」2019年度版の新作部門に於いて第4位。シリーズ累計発行部数は25万部を突破している人気作品です。

原作版は2021年12月現在で10巻まで発売されています。

コミカライズ版はマンガUP!にて2019年10月から連載がスタートし、2022年1月からはアニメ放送も決定しています。

領地運営系の漫画に興味がある人には特にオススメできる作品です。

※この記事は、ネタバレを含んでいるので注意して下さい。

作品情報
  • 原作  鳥羽徹
  • 漫画  えむだ
  • 発行  スクウェア・エニックス
  • 最新刊 5巻

こんな人にオススメの作品です
  • 領地運営系の漫画が好きな人
  • ファンタジーの漫画が好きな人

あらすじ

資源も人材も兵力もない弱小国の政治を担う若き王子・ウェイン。

補佐官を務める少女・ニニムとともに為政者として見事な手腕を発揮する彼には、密かな願いがあった――。

「国売ってトンズラしてえええ!」そう、ウェインの願いとは、悠々自適の隠居生活を送る事だった!!

だがそんな思いを裏切るように、大陸東部を統べる帝国との駐留問題や、隣国からの宣戦布告など、目の前には次々と無理難題が降りかかる!!

さらに臣下や他国の思惑も入り乱れ、彼の計画は思いもよらない方向に!?

予想外だらけの弱小国家運営譚、ここに開幕!!

引用:Renta!

作品紹介

資源・人材・兵力の全てが少ない弱小国の王子ウェインは、自身の補佐官であり幼馴染みのニニムと共に大陸統一を目指す・・・

なんて事はせず、自分が隠居する為に帝国に媚びを売って統治してもらえるようにあらゆる策を巡らせ、自身の悠々自適なスローライフ実現を目指していきます。

しかしウェインの考えとは裏腹に、帝国との交渉は大成功隣国との戦争でも大勝利を収めるなど悠々自適なスローライフとは真逆の道を歩んでいくファンタジー漫画です。

主要登場キャラクター

ウェイン・サレマ・アルバレスト

本作の主人公でナトラ王国の王太子。

政治や戦術については天才的な才能を持っているが、本性は怠け者でいつか国を売って悠々自適なスローライフを送る事を夢見ている。

ニニム・ラーレイ

ウェインの幼馴染み兼補佐官。

フラム人という差別を受けている人種で白い髪と燃えるような赤い瞳が特徴の美少女。

ウェインの怠け癖を知る数少ない人物であり、怠け者のウェインに対して厳しく接する場面もある。

フラーニャ・エルク・アルバレスト

ウェインの妹でナトラ王国の王女。

かなりのブラコンでニニムの事も慕っており、2人を結婚させたいと考えている。

ロウェルミナ・アースワルド

帝国の第二王女で「ロワ」という通称で呼ばれている。

ウェインの士官学校時代の学友の1人で、ウェイン並の知略を備えている。

個人的な感想

残念、だけど天才な主人公

主人公のウェインは、どうすれば悠々自適なスローライフを送れるかを常に考えている自堕落思考の残念な主人公ですが、実際はかなりの天才です。

過去に自身の身分を隠して帝国の士官学校へ留学していた時は、全科目で首席を取る程の秀才です。

帝国との交渉時や戦争となった時の判断力や戦術に於いて並外れ才能を発揮し、周囲から一目置かれています。

冷酷な一面も併せ持つ主人公

基本的には穏やかな性格のウェインですが、幼馴染みのニニムが侮辱されたりすると激しい怒りを露にします。

物語の途中でニニムが敵軍に侮辱されるシーンがあり、それまでは穏やかに話をしていましたが、敵軍の幹部に侮辱された事をきっかけに敵軍の将軍達を惨殺するという冷酷な一面も持ち併せています。

次々に訪れるトラブル

スローライフを夢見るウェインですが、様々なトラブルが次々に舞い込んできます。

  • 帝国大使との会談
  • 突然の隣国との戦争
  • 帝国王女との縁談

などなどのトラブルが舞い込んできますが、その都度ウェインが万事解決していくので、ある意味で主人公無双漫画に近い爽快感のある作品となっています。

さいごに

領地運営系の漫画なので、戦術の解説や政治的な解説で文字が多くなってしまうジャンルですが、とても分かりやすく読みやすい作品です。

2022年1月からアニメも放送されるので、アニメと併せてコミックスもぜひ読んでみて下さい。

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elite-syachiku
勤続10年以上の中堅社畜 好きなもの   ゴルフ   お酒(ビール、日本酒)   読書(漫画やビジネス書がメイン)